蛍光灯の2027年問題。LED照明への移行・切替はお済みですか
蛍光灯は2027年末にすべて製造終了になることをご存知ですか?
2023年11月に開催された水銀に関する水俣条約第5回締約国会議で、すべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入の廃止が2027年末と決定しました。
(電球形蛍光灯・コンパクト形蛍光灯は2026年、直管蛍光灯は2027年)

環境省ホームページより引用
昨年8月には蛍光灯を長きにわたり生産を続けてきたパナソニックが生産終了する方針を発表しました。
東芝ライテックほか大手メーカーも次々と生産終了を発表しています。
蛍光灯の生産終了に伴い、住宅やオフィスで使用されている照明器具はLED照明への切り替えが必須となります。
しかし、日本照明工業会によると、実は既設照明のLED化率は約6割(2023年度:59.5%)。まだまだ蛍光灯が使われ続けてしまっています。
2027年に近付くにつれて、蛍光灯がさらに入手困難になっていくのはもちろん、価格の値上がりも予想されます。
LED照明の移行にデメリットはありません
LED照明は蛍光灯に比べて消費電力が少なく、蛍光灯と同じ明るさで点灯したとしても電気代を削減することができます。
さらに、蛍光灯に比べて寿命が長いため、LED照明にすることで長期にわたって交換が必要なくなり、交換コストの削減にもつながります。
生産終了間際の駆け込みはキケン!?
2027年末の生産終了が近づいてLED照明器具に切替を行おうとしても、LED照明・照明器具は需要が高まるため、値下げせずに売ることが予想されます。
また、電気工事を行う業者・職人も工事依頼が増えることが予想され、やってほしいタイミングで工事をやってもらえない可能性があり、さらには通常より高い工事費用になることも考えられます。
LED化が早いほどコスト面での恩恵は大きくなりますので、今お使いの蛍光灯は早めにLED照明へ入れ替えることをおすすめします。
蛍光灯器具をLED化する際はまるごと照明器具交換を
既設の蛍光灯器具にLED化改造工事を行うと既設照明器具メーカーの製品保証が適用外になります。
※照明器具の内部配線切断や再結線などを行うリニューアル等も含む
直管LEDランプと既設の照明器具の組み合わせが不適切な場合、重大事故が発生しています。
関連情報:LED照明交換はひとつ間違えると大事故!?照明交換で注意すべきこととは…
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